第65回朝日新聞社杯競輪祭2023・第1回競輪祭女子王座戦(小倉競輪G1)の予想
第65回朝日新聞社杯競輪祭・第1回競輪祭女子王座戦(小倉競輪G1)とは?
朝日新聞社杯競輪祭(あさひしんぶんしゃはいけいりんさい)は、小倉競輪場(北九州メディアドーム)が競輪発祥の地であることを記念して行われる、競輪のGI競走である。競輪ファン・及びメディア(冠スポンサーである朝日新聞系列を除く)では「競輪祭」「小倉競輪祭」とも称される。
本大会は、当年のKEIRINグランプリ出場権を賭けた、最後のGI競走である。また、GIII以上のグレードレースでは各競輪場の開設記念を除いて唯一、本大会のみ開催地が毎年固定されて行われている(他の競走は全て開催地持ち回り)。
出場選手選抜方法
朝日新聞社杯競輪祭の出場選手は、各競輪場の記念競走の決勝で好成績を残した勝負強い選手が選抜される。毎回若干変更・修正されるものの、概ね以下の資格順位により正選手108名、補欠選手8名を選抜する。
1.S級S班在籍者
2.過去3回以上優勝した者(開催時S級1班所属が条件)
3.サマーナイトフェスティバル決勝競走出走者
4.選手選考対象期間において2か月以上JCFトラック種目強化指定(A)に所属した者(開催時S級1班所属が条件)
5.4日制GIII(主に記念競輪)決勝での1〜3位の回数上位者
1位の回数が同数の場合は2位の回数の多い選手を、2位の回数が同数の場合は3位の回数の多い選手を順次選抜
3位の回数が同数の場合は平均競走得点上位者を優先して選抜
6.残余がある場合は、平均競走得点上位者を順次選抜
なお、補欠選手は正選手を除く選手のうち4日制GIIIの決勝での1〜3位の回数上位者からさらに順次選抜される。残余があれば、平均競走得点上位者からの選抜となる。
第65回朝日新聞社杯競輪祭2023・第1回競輪祭女子王座戦(小倉競輪G1)の開催期間
2023年11月21日(火)~11月26日(日)
当日の場内イベント・ステージイベント





第65回朝日新聞社杯競輪祭2023・第1回競輪祭女子王座戦(小倉競輪G1)の出場選手
勝
朝日新聞社杯競輪祭
SS | 地区 | 選手名 | 期 | 府県 | 選手名 | 期 | 府県 | 選手名 | 期 | 府県 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
北日本 | 新山 響平 | 107 | 青森 | 守澤 太志 | 96 | 秋田 | 佐藤 慎太郎 | 78 | 福島 | |
新田 祐大 | 90 | 福島 | ||||||||
関東 | 平原 康多 | 87 | 埼玉 | |||||||
南関東 | 郡司 浩平 | 99 | 神奈川 | |||||||
近畿 | 脇本 雄太 | 94 | 福井 | 古性 優作 | 100 | 大阪 | ||||
中国 | 松浦 悠士 | 98 | 広島 | |||||||
S1 | 地区 | 選手名 | 期 | 府県 | 選手名 | 期 | 府県 | 選手名 | 期 | 府県 |
北日本 | 大森 慶一 | 88 | 北海道 | 小原 佑太 | 115 | 青森 | 永澤 剛 | 91 | 青森 | |
中野 慎詞 | 121 | 岩手 | 阿部 力也 | 100 | 宮城 | 大槻 寛徳 | 85 | 宮城 | ||
菅田 壱道 | 91 | 宮城 | 和田 圭 | 92 | 宮城 | 佐々木 雄一 | 83 | 福島 | ||
成田 和也 | 88 | 福島 | 渡邉 一成 | 88 | 福島 | 渡部 幸訓 | 89 | 福島 | ||
飯野 祐太 | 90 | 福島 | 小松崎 大地 | 99 | 福島 | |||||
関東 | 横山 尚則 | 100 | 茨城 | 吉澤 純平 | 101 | 茨城 | 杉森 輝大 | 103 | 茨城 | |
吉田 有希 | 119 | 茨城 | 眞杉 匠 | 113 | 栃木 | 坂井 洋 | 115 | 栃木 | ||
神山 拓弥 | 91 | 栃木 | 雨谷 一樹 | 96 | 栃木 | 磯田 旭 | 96 | 栃木 | ||
長島 大介 | 96 | 栃木 | 佐々木 悠葵 | 115 | 群馬 | 宿口 陽一 | 91 | 埼玉 | ||
武藤 龍生 | 98 | 埼玉 | 鈴木 竜士 | 107 | 東京 | 諸橋 愛 | 79 | 新潟 | ||
南関東 | 野口 裕史 | 111 | 千葉 | 和田 健太郎 | 87 | 千葉 | 鈴木 裕 | 92 | 千葉 | |
岩本 俊介 | 94 | 千葉 | 松井 宏佑 | 113 | 神奈川 | 北井 佑季 | 119 | 神奈川 | ||
内藤 秀久 | 89 | 神奈川 | 小原 太樹 | 95 | 神奈川 | 松谷 秀幸 | 96 | 神奈川 | ||
渡邉 雄太 | 105 | 静岡 | 簗田 一輝 | 107 | 静岡 | 岡村 潤 | 86 | 静岡 | ||
深谷 知広 | 96 | 静岡 | ||||||||
中部 | 山口 拳矢 | 117 | 岐阜 | 谷口 遼平 | 103 | 三重 | 浅井 康太 | 90 | 三重 | |
坂口 晃輔 | 95 | 三重 | ||||||||
近畿 | 寺崎 浩平 | 117 | 福井 | 村上 博幸 | 86 | 京都 | 山田 久徳 | 93 | 京都 | |
三谷 竜生 | 101 | 奈良 | 東口 善朋 | 85 | 和歌山 | 椎木尾 拓哉 | 93 | 和歌山 | ||
神田 紘輔 | 100 | 大阪 | 南 修二 | 88 | 大阪 | 稲川 翔 | 90 | 大阪 | ||
中国 | 隅田 洋介 | 107 | 岡山 | 取鳥 雄吾 | 107 | 岡山 | 岩津 裕介 | 87 | 岡山 | |
柏野 智典 | 88 | 岡山 | 町田 太我 | 117 | 広島 | 大川 龍二 | 91 | 広島 | ||
清水 裕友 | 105 | 山口 | 桑原 大志 | 80 | 山口 | |||||
四国 | 香川 雄介 | 76 | 香川 | 太田 竜馬 | 109 | 徳島 | 犬伏 湧也 | 119 | 徳島 | |
小倉 竜二 | 77 | 徳島 | 阿竹 智史 | 90 | 徳島 | 原田 研太朗 | 98 | 徳島 | ||
田尾 駿介 | 111 | 高知 | 松本 貴治 | 111 | 愛媛 | 渡部 哲男 | 84 | 愛媛 | ||
橋本 強 | 89 | 愛媛 | ||||||||
九州 | 岩谷 拓磨 | 115 | 福岡 | 野田 源一 | 81 | 福岡 | 園田 匠 | 87 | 福岡 | |
小川 勇介 | 90 | 福岡 | 北津留 翼 | 90 | 福岡 | 山田 英明 | 89 | 佐賀 | ||
山田 庸平 | 94 | 佐賀 | 山崎 賢人 | 111 | 長崎 | 荒井 崇博 | 82 | 長崎 | ||
井上 昌己 | 86 | 長崎 | 嘉永 泰斗 | 113 | 熊本 | 伊藤 旭 | 117 | 熊本 | ||
松本 秀之介 | 117 | 熊本 | 中本 匠栄 | 97 | 熊本 | 伊藤 颯馬 | 115 | 沖縄 | ||
S2 | 地区 | 選手名 | 期 | 府県 | 選手名 | 期 | 府県 | 選手名 | 期 | 府県 |
関東 | 橋本 壮史 | 119 | 茨城 | 小林 圭介 | 83 | 茨城 | 芦澤 大輔 | 90 | 茨城 | |
金子 幸央 | 101 | 栃木 | 恩田 淳平 | 100 | 群馬 | 黒沢 征治 | 113 | 埼玉 | ||
森田 優弥 | 113 | 埼玉 | 志村 太賀 | 90 | 山梨 | |||||
中国 | 太田 海也 | 121 | 岡山 | 久保田 泰弘 | 111 | 山口 | ||||
九州 | 大塚 健一郎 | 82 | 大分 |
競輪祭女子王座戦
L1 | 地区 | 選手名 | 期 | 府県 | 選手名 | 期 | 府県 | 選手名 | 期 | 府県 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
北日本 | 畠山 ひすい | 122 | 北海道 | |||||||
関東 | 荒牧 聖未 | 102 | 栃木 | 太田 りゆ | 112 | 埼玉 | 飯田 風音 | 120 | 埼玉 | |
小林 莉子 | 102 | 東京 | 石井 寛子 | 104 | 東京 | 奥井 迪 | 106 | 東京 | ||
梅川 風子 | 112 | 東京 | ||||||||
南関東 | 尾崎 睦 | 108 | 神奈川 | 佐藤 水菜 | 114 | 神奈川 | 吉村 早耶香 | 112 | 静岡 | |
久米 詩 | 116 | 静岡 | ||||||||
中部 | 中野 咲 | 110 | 愛知 | 坂口 楓華 | 112 | 愛知 | 當銘 直美 | 114 | 愛知 | |
増田 夕華 | 118 | 岐阜 | 太田 美穂 | 112 | 三重 | 下条 未悠 | 118 | 富山 | ||
近畿 | 柳原 真緒 | 114 | 福井 | 吉川 美穂 | 120 | 和歌山 | ||||
中国 | 吉岡 詩織 | 116 | 広島 | |||||||
四国 | 山原 さくら | 104 | 高知 | |||||||
九州 | 児玉 碧衣 | 108 | 福岡 | 林 真奈美 | 110 | 福岡 | 尾方 真生 | 118 | 福岡 | |
高尾 貴美歌 | 116 | 長崎 | 村田 奈穂 | 116 | 熊本 | 那須 萌美 | 114 | 宮崎 |
第65回朝日新聞社杯競輪祭2023・第1回競輪祭女子王座戦(小倉競輪G1)の賞金
第65回朝日新聞社杯競輪祭2023は45,000,000円
第1回競輪祭女子王座戦は4,000,000円
第65回朝日新聞社杯競輪祭2023・第1回競輪祭女子王座戦(小倉競輪G1)の展望

近畿黄金コンビが中心。今年のグレード戦線はオールスターで脇本雄太、松浦悠士が落車骨折したことで大きく様相が変わった。松浦は10月から復帰し、脇本も11月には戻っきたが、怪我の影響をどこまで引きずるかは未知数だ。日本選手権を山口拳矢、オールスターは眞杉匠が優勝するなど若手の台頭も本格化してくる中、誰がサバイバル戦をを勝ち抜いて決勝を争うかも読みにくいが、実績を考えれば本命には古性優作が最も相応しい。古性は全日本選抜、高松宮記念杯を二年連続で優勝して今年もG1を2冠。全日本、高松宮記念杯はいずれも脇本の番手で手にしたもので、古性としても年末グランプリにラインが組める脇本が居る居ないではV奪取に雲泥の差が生じるであろう。とにかく脇本のデキはシリーズの行方を大きく左右するであろう。

ラインの厚みでは北日本が有利である。昨年の大会でも4人が決勝に乗り、新田祐大の先行を利して新山がG1初優勝を達成した。新山、新田に、佐藤慎太郎、守澤太志と4人のS班が揃うのは何よりも強み。佐藤慎太郎が獲得賞金で今年もグランプリ出場をほぼ決めているが、他の3人は賞金でボーダーにいるのでモチベーションは高く臨めそう。ただでさえ選手層の厚い北日本には今年大注目の若手中野慎詞もいる。決勝にまた4車乗ることができたら、北日本から二年連続優勝者が出てもおかしくはない。

郡司浩平は是が非でも優勝がほしい所である。今年はビッグで期待を裏切ってきたが、2月、4月、8月、9月に記念を優勝と年間を通してハイアベレージで戦績を保ってはいる。グランプリ出場には競輪祭を優勝するしかないが、南関ラインは頼りになる機動型が多いのでプラス材料になる。共同通信社杯で9年ぶりのビッグVを果たした深谷知広、9月向日町記念を逃げ切り優勝した北井佑季に、怪我から完調で復帰なら松井佑宏の自力攻撃も勝つ算段に繋がり郡司に取っては好都合である。
第65回朝日新聞社杯競輪祭2023・第1回競輪祭女子王座戦(小倉競輪G1)のアクセス
開催競輪場
小倉競輪場
住所
〒802-0065 北九州市小倉北区三萩野3-1-1
電話番号
093-941-0945
車でのアクセス
北九州都市高速道路足立ランプから車で約2分
国道3号線三萩野交差点から車で約3分
電車・バスでのアクセス
JR博多駅からJR小倉駅まで新幹線で1駅16分
JR小倉駅から香春口三萩野駅まで北九州モノレールで3駅4分
香春口三萩野駅から北九州メディアドームまで徒歩7分
勝
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勝
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