神山雄一郎選手の紹介。競輪界のレジェンドのプロフィール、レーススタイル、プライベートに迫る！オールスター競輪連続出場30回！【競輪の稼ぎ方】

8月14日に開催されたオールスター競輪に連続30回出場という記録を残し、表彰された選手がいた。
伝説の競輪選手、神山雄一郎選手だ。
神山選手は今年で51歳。
全盛期の神山選手は今の脇本雄太選手よりも強かったという。
今回は神山雄一郎選手を見ていこう。

神山雄一郎（かみやまゆういちろう）
生年月日：1968年4月7日（51歳）
種別：61期
級班：S級1班
登録：011778
出身：栃木県
ホームバンク：宇都宮
得意な周長：特になし
得意な競輪場：宇都宮
好きな食べ物：果物、寿司、焼肉
嫌いな食べ物：特になし

神山選手は栃木県生まれの競輪選手だ。
父親が自転車屋を営んでいて、熱心なサイクリング愛好家であった。
その影響を受けて、父親とサイクリングをするようになった。
幼稚園時代から、運動神経も脚力も抜群だった神山選手は、小学生で筑波山、太平山までの40km-50kmを休日に往復していた。
さらに長野県、岐阜県まで、野宿をしながら1日200kmを走破することもあったとか。

中学時代は剣道部に所属。県大会3位という結果に納得できず、それまで続けていた自転車競技をやることに。
自転車部のある作新学院に進学。

インターハイで優勝する程の成績を修めた。

当時競輪選手はオリンピック出場が認められてなかった為、高校在学中にはプロの競輪選手になるか、アマチュアでオリンピックを目指すか選択しなければならなかった。
そして父親に連れられて立川競輪場でKEIRINグランプリを観戦。
その華やかさに惹かれ、競輪学校を受験することを決意した。

競輪学校では、圧倒的な強さで同期に差をつけ、首席で卒業。
デビュー戦ではいきなり初勝利を挙げた。

当時はラインなどの競輪独特の風習、駆け引きに対応しきれなくて、成績を伸び悩ませていたが、ブロックされないように常に先行で勝負し出してから、成績が向上、S級昇格を果たした。

神山選手は競輪市場3人目、現行のG1が6レース制になってからは史上初となる特別競輪全冠制覇（グランドスラム）を達成した。
まさにトップレーサーだ。

今回のオールスター競輪に出場したことで平成2年のオールスター競輪から数えて、連続30回出場の偉業で表彰。
開会式で表彰式が開催された。

デビュー当時からトップスピードと持久力が武器。
スプリント競技をしていた為、ダッシュ力もすごい。
神山選手はどのポジションもできる。
他の選手を追走したり、並走しても、自由自在に動ける能力がある。
全盛期は脇本選手よりもすごかったというのはこれがあったからだ。
何をしてもすべての面において他の選手を上回っていた。

年齢を重ねてからは脚力を活かした、先行・捲りでのレーススタイルではなく、追込・マークの戦法主体で勝負するようになった。
本人も、自力勝負の華やかな競輪はもうできないかもしれないと話しているが、その技術は相当なもので、位置取り、マークの旨さはやはりレジェンド。
仲間の競輪選手からの信頼はめちゃくちゃ厚い。

今回は競輪界のレジェンド、神山雄一郎選手の紹介をしてきた。
全盛期は最強脇本より強かったと言われる神山選手。
今では全競輪選手のお手本となるレーサーだ。
競輪を極めることを絶えずに考える素晴らしい競輪選手だ。
年齢に負けずに更に勝利を目指して頑張って欲しい！

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