武田豊樹選手の紹介
今回はスピードスケートの選手から競輪選手へ転向した異色の経歴を持つ競輪選手、武田豊樹選手の紹介をしていく。
武田選手は6月の高松宮記念杯12Rで落車し、頚椎捻挫で欠場となっていたが、8月1日に復帰戦が行われた。
武田豊樹選手のプロフィール
武田豊樹(たけだとよき)
生年月日:1974年1月9日(45歳)
種別:88期
級班:S級S班
登録:013923
出身:茨城県
ホームバンク:取手
得意な周長:特になし
得意な競輪場:特になし
好きな食べ物:特になし
嫌いな食べ物:特になし
武田選手は北海道出身の競輪選手だ。スピードスケートの選手から転向した、異色の経歴を持っている。
高校時代、スピードスケート選手として、長野オリンピック金メダリストの清水宏保選手よりも好成績を収めた。高校卒業後に王子製紙スケート部に入部したが、伸び悩み、日本競輪学校を目指す為に、現役引退したが、養成所の2次試験で不合格。
当時の年齢制限で24歳未満というのがあったが、ここがラストチャンスだと思い受験したという。
その後徐々にスピードスケートへの想いが沸き上がり、現役復帰。
ソルトレークシティオリンピックの代表に選ばれるまでになる。
この大会後、ちょうどオリンピックの8位までの入賞者を対象に日本競輪学校の特別選抜入学の応募条件が29歳未満に引き下げられた為、競輪選手への転向を再び表明。
競輪学校に特別選抜入試により合格。
2003年7月に立川競輪場でデビュー。初出走で初勝利を挙げたが、その2日後、決勝戦で落車による右鎖骨骨折の憂き目を味わった。
復帰後は快進撃を続け、デビューから半年後にはS級2班への最速特別昇級を果たした。
勝
武田豊樹選手のレーススタイル
以前は群を抜く程のスタミナと、競輪界でもトップクラスのスピードで、先行した時のバテない力強さを活かし、まさにトップに上り詰めた。
しかし、自転車競技の経験の短さからか、戦略性に乏しい面があった。
最近はまくりが作戦の主体になり、絶妙な位置取りで中団を確保し、番手を追走してからの差し脚もきわめて信頼できるもので、車間開けや牽制もこなす。
加えて本格的な追い込み選手のように内をすくってインを強襲することもあるほど戦術が豊富だ。
本人は「負けパターンを意識した競争」をするようにしていて、横の牽制にも強い。
チームの仲間からは全幅の信頼を置かれている。
勝
8月1日復帰戦
高松宮記念杯で落車、頚椎を捻挫し欠場となっていた武田選手。
このゴールドウィング賞でついに復帰戦だ。
「痛みと相談して1か月前から徐々にやり1週間前からハードな練習ができた。」
と万全な状態の様子。
ゴールドウィング賞では、今回本命の平原選手以上の成績を残している。
結果に期待だ。
武田豊樹選手の著書
武田選手の著書『競輪選手-博打の駒として生きる-』
勝
その著書の中で、こんなことが書いてある。
「1着をとることだけが必ずしもすべてではない…」
「仲間や先輩のために戦うことができれば、それは自分にも必ず返ってくるという側面があることは紛れもない事実…」
まさに競輪道のことだね。
競輪世界を人生の縮図のような昭和的な世界と表現されている
一回読んでみると面白いかもしれない。
まとめ
今回はスケート選手から転向した異色のオールドルーキー武田豊樹選手の紹介をしてきた。
落車の怪我で、1か月超出場できなかったが、今回復帰した。
これからの活躍に期待をしている。
只、只、頑張れ✊‼️
車券は絶対に外さんから‼️
復活‼️